静岡市清水区 トタン・スレートの張替えは酒井板金加工所

清水区の板金屋の三代目のブログです。大学卒業後、12年間サラリーマン生活を経て、職人に転身した日々の記録です。

新規開拓の王道

一月もあっという間に24日。

こんな風に、今年も月日が過ぎてゆくんで

しょうか。

 

年明け後、実質稼働してから約2週間。

 

幸先よくというか、新規の得意先も

一件獲得できました。

これから大きな取引となるかは

私の取り組み方次第。

 

末永いお取引となるように

誠心誠意、頑張りたいと思います。

 

今回の新規得意先は

私が営業に行ったわけではなく

紹介をしていただいてのご縁。

 

それも、かなり確度の高いルート

からの紹介。

 

このご時世、そして業界の慣習上、

新規得意先にガンガン営業をかけていくような

事をしている業者さんはありません。

 

【この人なら任せられる】

 

そうゆう風に、思ってくれた

人からの紹介が、新規開拓の際に

最強の武器になります。

 

もちろん、HPやらの戦略も欠かす事は

できませんが、やはり重要なのは

紹介。

 

友人、知人、家族。

 

どんなルートでもいいんです。

 

信用に足るという評価を頂いて

紹介につなげる。

 

これこそが、この業界に限らず

新規開拓の王道中の王道ですね。

 

どんな小さな案件にも全力で。

 

肝に銘じて、日々精進していきたいです。

 

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2018年 抱負のようなもの

あけましておめでとうございます。

 

2018年も明けて2日。

まだまだお正月気分に

どっぷり漬かってしまっていますね。

 

世間では4日か5日から

仕事始めという会社が

大半だとは思います。

 

この業界に限らずですが

自営業者の特権?として

年末年始の休業日を

自分で決められるという事が

あります。

 

仕事がないときに、ゆっくり休むのも

気が引けるし。

かといって、忙しいときには

ゆっくりもしていられないし。

 

会社員時代のような、

心底休みを満喫するという気分には

なる事がないんでしょうね(笑)

 

全国的にはどうだか

分かりませんが、清水辺りの慣習では

新年は7日まで休業する同業者さんが

多いように思います。

 

でも、今年にそれを当てはめると

3連休のど真ん中に。

 

先にするか、後にするかの

選択になるわけですが、

思い切って8日まで休みに

する方が多いみたいですね。

 

 

会社員時代は、

仕事とプライベートは

完全に別けたいなんて

思ってました。

 

でも、自営になると

常に仕事の事が頭から

離れる事はありません。

 

そんな状態で、会社員時代と

同じ感覚ではしんどいだけ。

 

仕事とプライベートの境目を

極力なくすこと。

何をしてても楽しい状況を

作り出すことがなにより

重要なのだと、今頃になって

気付き始めました。

 

楽しいというのは、楽(らく)とは

全く違う概念でして。

 

何かにチャレンジして、それを達成するとか

仕事に没頭して、時を忘れるとか

新しい人脈ができてワクワクするとか

 

楽しいの解釈はいくらでも

幅を持たす事できます。

 

○○だから、こうあるべきだ。

みたいな過剰な【べき論】に縛られると

本当にしんどくなりますからね。

 

自分は何が得意で、何をしてる時が

楽しいのか?

 

頂いた仕事を一生懸命取り組むのは

大前提としても、その意識も常に

持っていきたいと、2018年のお正月に

思った次第です。

 

 

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年末年始のおはなし

もう次の金曜日は12月。

 

今年も本当にあっという間に過ぎて

いきました。

 

この時期になると、忘年会のお誘いなんかで

何かと忙しくなります。

 

そして、仕事をしててよく聞くようになるのが

 

【年内に何とか終わらせてくれ】

 

みたいな話。

 

うちもご多分に漏れず

来月はいろいろとお話を

頂いております。

 

心理的にスッキリした気持ちで

新年を迎えたいのは皆同じ。

 

そのお客さんの気持ちに

しっかりと応えれるようにするのも

我々の重要な務めでもあります。

 

その為にも、体調管理は万全にしなくては

いけませんね。

インフルエンザが流行ってるなんて

話しも聞きますが、対策は充分に。

 

お互い、スッキリした年末年始を

迎えたいものです。

 

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沖縄で板金屋を

沖縄が好きです。

 

縁あって、沖縄出身の嫁を

もらう事になり、その挨拶の為に

初めて沖縄を訪れたのが8年前。

 

それ以来、すっかり魅了

されています。

 

静岡に住んでいると、

沖縄出身の人にはほとんど

会いません。

 

嫁に、沖縄出身の友達を

紹介してあげたいと思い続けて

いますが、それも叶えられずです。

 

義父母に娘と孫の顔を見せに

年に1,2回は沖縄へ行く機会があります。

 

僕にとっては帰省ではなく、旅行。

 

本当に、いい縁に恵まれた事に感謝です。

 

 

嫁の実家は、那覇空港から2時間。

 

沖縄本島北部の

今帰仁村

という村です。

 

人口は9000人弱。

 

昔ながらの、赤瓦の家なんかも

残っている沖縄らしい、のんびりした場所。

 

大好きです。

 

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闘牛場

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ウッパマビーチ

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庭にあるパパイヤの木

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シーサー

 

 

全て今帰仁村の写真。

 

こうして振り返っているだけで、

恋しくなるくらい、大好きです。

 

 

そんな沖縄。

 

板金屋がありません。

 

日本全国、どの県にも

 

○○県板金組合

 

があるわけですが、

沖縄だけ、その組合がありません。

 

もともと、コンクリートの住宅が主流の

沖縄。

 

板金の屋根や壁を張る

需要が少ないんですね。

 

でも、工場の折版や角波。

トタン板もアカリトリもない事はない。

 

少ないとはいえ、こちらでいう

【板金屋】の範疇の仕事は存在しています。

 

恐らく、工務店がその領域を

施工するんでしょうね。

 

【沖縄で板金屋やったらどうなるんだろう?】

 

なんて、考えない事はない。

沖縄に住みたいなって気持ちがなくならない限り。

 

沖縄で板金屋を名乗ったら

希少な存在にはなれる。

 

少なくとも、北部では唯一だろうと思う。

 

でも、いろんな話を聞いてみると

現実は厳しそう。

なんせ、工事の単価が本当に安いみたい・・・。

 

それでも、あの土地には

お金に換えられない、本当に素晴らしい

魅力があります。

 

いつか、必ず。

 

そんな気持ちは、なくならないでしょうね。

頭のどこかで、なんとかできないものか?

という自問は続きそうです。

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ああ、沖縄でオリオンが飲みたいです。

 

 

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今年一番の冷え込みでも。

昨日、今日と冷え込みますねぇ。

 

現場仕事をする身としては

厳しい季節の到来です。

 

個人的には、夏の酷暑よりは

冬の寒さの方が凌ぎやすいですかね。

 

 

清水なんか、冷え込んだと言っても

せいぜい0℃を下回るとか、それくらい。

間違っても、積雪1メートルなんて事には

なりません。

 

静岡は、気候的には本当に恵まれていて

雪も降らなきゃ、晴天の日も多い。

 

サラリーマン時代に、全国に出張行って、

行く先々の天候やら、あるあるを聞いて回りましたが

東北や北海道は、こちらで生活していると

想像もつかないような事ばかりでした。

 

聞いた事しかありませんが、

北国の板金屋さんは、冬場に仕事ができないので

副業をしたり。

 

そもそも冬の季節を経営的に乗り切れる

くらいの企業しか残っていないのだそうな。

静岡みたいに、個人事業主で100件を超す

板金屋がある、なんてことは不可能みたいです。

 

寒いとか、暑いとかありますが

1年中、屋外で仕事ができる環境に

しっかりと感謝をしないといけないです。

 

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雨どいの修理

板金屋の仕事の基本。

 

雨どいの取り付け。

 

軒樋にしろ、竪樋にしろ今は

既製品を取り付けるだけですが、

僕の祖父が創業したころは

職人が一枚の鉄板から

切ったり、曲げたり、ハンダ付けしたり

手作りで仕上げていたわけです。

 

それこそ、まさしく

【職人】の技だったんですね。

 

 

現在は

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こんな風になってしまった樋も

 

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全て撤去して

 

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金具を着けて

 

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軒樋を乗せて

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竪樋用の金具(通称:でんでん)も

更新して

 

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ちょっとわかりにくいですが

竪樋を着けて工事完了。

 

今回は全長が5メートルくらいしかないので

工事にかかる時間は1時間ほど。

 

1時間でできるのは、我々の経験値が

モノを言っているので決して、楽で簡単ってわけでは

ありません。

 

こうゆう職人系に限らず、

デザインやコンサルの分野なんかでも

そうだと思うんですが、

 

【時間がかかってないから、価格を下げてくれよ】

 

みたいな要望をもらう事が

あります。

でも、それって、本当に大きな間違いで。

 

短時間で工事なり、仕事を完了できるように

なるには、それまで膨大な時間がかかっているわけです。

そのかかった時間と努力に対するリスペクト

をしっかり持って欲しいと思います。

 

僕らの仕事で言えば、これにプラスして

移動時間や加工の時間なんかも加味される

場合がよくありますので。

 

 

 

僕らは、30メートルや50メートルの

工場用の樋の交換なんかもしますが、

こうゆう小さな工事もどんどん

承りますよ。

 

 

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土曜日の仕事

職人の世界に入って6年。

自営になって6年。

 

休日に対する概念も

会社員時代に比べて180度変わりましたが

当初、どうしても馴染めなかったのが

土曜に仕事するのが普通だった事。

 

会社員時代、比較的恵まれた

会社に在籍していたというもあるのですが

土曜は休みであるのが普通。

 

昔は、できるだけ仕事をしない為に

どう振舞うかが、最重要事項であったので

たまに土曜に出勤しないといけない事があると

心底嫌だった。

 

そんな気持ちであったのも、

昔の話。

 

今は、土曜だろうが日曜だろうが。

頼りにしてくれて

お仕事頂けるのであれば

喜んで現場へ赴きます。

 

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