沖縄で板金屋を
沖縄が好きです。
縁あって、沖縄出身の嫁を
もらう事になり、その挨拶の為に
初めて沖縄を訪れたのが8年前。
それ以来、すっかり魅了
されています。
静岡に住んでいると、
沖縄出身の人にはほとんど
会いません。
嫁に、沖縄出身の友達を
紹介してあげたいと思い続けて
いますが、それも叶えられずです。
義父母に娘と孫の顔を見せに
年に1,2回は沖縄へ行く機会があります。
僕にとっては帰省ではなく、旅行。
本当に、いい縁に恵まれた事に感謝です。
嫁の実家は、那覇空港から2時間。
沖縄本島北部の
【今帰仁村】
という村です。
人口は9000人弱。
昔ながらの、赤瓦の家なんかも
残っている沖縄らしい、のんびりした場所。
大好きです。
闘牛場
ウッパマビーチ
庭にあるパパイヤの木
シーサー
全て今帰仁村の写真。
こうして振り返っているだけで、
恋しくなるくらい、大好きです。
そんな沖縄。
板金屋がありません。
日本全国、どの県にも
○○県板金組合
があるわけですが、
沖縄だけ、その組合がありません。
もともと、コンクリートの住宅が主流の
沖縄。
板金の屋根や壁を張る
需要が少ないんですね。
でも、工場の折版や角波。
トタン板もアカリトリもない事はない。
少ないとはいえ、こちらでいう
【板金屋】の範疇の仕事は存在しています。
恐らく、工務店がその領域を
施工するんでしょうね。
【沖縄で板金屋やったらどうなるんだろう?】
なんて、考えない事はない。
沖縄に住みたいなって気持ちがなくならない限り。
沖縄で板金屋を名乗ったら
希少な存在にはなれる。
少なくとも、北部では唯一だろうと思う。
でも、いろんな話を聞いてみると
現実は厳しそう。
なんせ、工事の単価が本当に安いみたい・・・。
それでも、あの土地には
お金に換えられない、本当に素晴らしい
魅力があります。
いつか、必ず。
そんな気持ちは、なくならないでしょうね。
頭のどこかで、なんとかできないものか?
という自問は続きそうです。
ああ、沖縄でオリオンが飲みたいです。